アニョハセヨ!
2012年を迎えました。
去年を振り返ってみると、色んな事がありました。
良いこともあったし、良くないこともありました。

 

所属チームの柏レイソルがJリーグで優勝した事や、クラブワールドカップでも健闘した事。
ほとんど試合に出られずもどかしい思いをした事。
何よりブラジルワールドカップへの夢を叶えられなかったことが、いちばんこたえました。
僕だけではなく、応援と期待をしてくれた人たちの思いに応えられなかったことが悔しかったです。
代表チームで最年長である僕の責任は大きいと思います。
若くて将来性のある選手達の、更なる成長の機会を掴んでやる事が出来ずに本当に申し訳なかったです。

そんな中、ピョンヤンで行われた日本との試合をスタンドで観戦して、色んな思いが去来しました。

これからは後進の育成や代表チームのサポートをする事を考えていかなきゃいけないんじゃないか。
代表のみならずサッカー選手としても引退を考えるタイミングなのではないか。
悔いはないのか。
夢は尽きたのか。
信じて待ってくれている人たちがいるんじゃないのか。

こんなにリアルにサッカーを続けるかどうかを考えた事は初めてでした。
でも部屋で鏡を見て、「サッカーやめる」と言おうとしても脳が拒否して言えなかった。
バンジージャンプで飛ぼうとしても飛べない感覚に似ているかも。。

やっぱりまだサッカーが好きだし、やり残した事があるし、もっと上手くなれるし、まだ夢があるし、どんな時でも僕を支えてくれるみんなが待っている。
新潟から始まったプロサッカー選手。
今年で11年目を迎えます。

「10年サッカー選手出来たら悔いない。」
「ワールドカップに出られたらサッカー辞めてもいい。」

前言撤回します。。

そのかわりまた一から、初心に戻ってサッカー選手始めたいと思います。
「2012年、新人の安英学です。あと10年サッカー出来たら幸せです。まだまだ未熟者ですが、魂だけは負けません。応援よろしくお願いします!」